40代女性の結婚観
結婚相手に出会えるのも『縁』ですから、縁がなければ、必ずしも結婚をするという気持ちにはにこだわらなくなっています。
昨今の問題として、年金や老後を考えるとするのなら、少子化の問題を解消させて結婚に踏み切るのもよいでしょう。
しかし、結婚が最高の目標になっているとは限らなくなっています。
キャリアを極めたり、趣味を興じて、スペシャリストに転じたり、今は仕事をする女性にとって今までとは違ったワークポジションが得られる環境になっています。
個人主義が当たり前の今の世の中は、必ずしも結婚が目標ではなくなっています。
そして、人付き合いもおっくうになりがちです。
これも自然の成り行きでしょう。しゃかりきになって、結婚を意識する生活ではなく、他にも重点を置く位置が変わってきています。
結婚相談所のO-netでの年代別の結婚意識調査によると、パーセント提示で比較するなら、結婚の意識は大幅な変化が見受けられます。
例えば、30代前半層74.6% 35歳後半層61.1% 40代前半51.0% 40代後半32.5%と結婚意向は年齢の上昇とともに低下しています。
つまり、結婚意向度を押し下げているのは40代女性なのです。
30代・40代全体の「一生結婚したくない」との回答は12.1%ですが、40代層を取り出すと17.5%にまで高まります。
女性が未婚でいるのは、ある意味、確信的な選択であるようにも見受けられます。
また、男性においては、40代層は59.9%が結婚の意思を持ち続けていますが、非婚意識は11.7%です。
つまり、40代の結婚観は自然の成り行きに身を任せて、結婚をしてもしなくてもどちらでもよいという見解になります。
40代の結婚の形ってどんな形?
良く取り沙汰されるのは、40代世代は結婚願望が薄れて「諦めている」といわれますが、実際にそうなのでしょうか。
諦めているわけではありません。
既婚者たちから見れば、自由で気まま、責任感がなく、いろんなものを我慢できずいつまでも落ち着きが無いなどと辛口の批判がありそうです。
しかし、当人の40代たちは、結婚願望があって、恋人もいて、さあ!これから結婚決断のときにタイミングがズレてしまっているので、仕方なく一人ぼっちになってしまった傾向があります。
何か大事な決断をするにはその決断のときの風が吹いてくるはずなのです。
風待ちをしているうちに一人の気楽さに落ち着き、結婚願望が薄れて行くのです。
女性なら結婚して子供を持ち、子育てに追われ、子供の成長を垣間見ながら自分も成長していくプロセスを踏まえるわかですが、現実問題として20代や30代の結婚観とはやはり40代の結婚は慎重にならざる得ないのです。
結婚の形にこだわらないのが40代の結婚の形です。
社会人として、ある程度の地位もあり、趣味に打ち込む、ただ、傍らに一生のパートナーがいるだけではなく、パートナーと人生を楽しみ、従来の結婚の形にこだわらずともよいのではないかと考えます。
枠に、はまらずに自由奔放に生きるを楽しむのが40代の結婚の形であると言えます。
結婚相手に望むこと
結婚相手に望むことは・・・・。
「妥協せずに暮らしましょう。」
「お互い、譲れる部分を持ちましょう。」
「本音を言い合える家庭を作りましょう。」
こんなことが本当に叶えられるのでしょうか。
ある程度、結婚をするのなら、妥協は必要です。
結婚は人生の墓場などと聞いたこともありますが、やはり、それが現実です。
しかし、一生のパートナーとして対象とするのなら、今までのお互いの生活パターンに近くて妥協せずに、一生をともに暮らすのなら、話し合いを持つことが懸命です。
また、思いやりを持って、お互いの女性として男性としての性質を受け入れ、補える部分は補えば楽しく明るい家庭を作りあげることができます。
20代であろうとも30代であろうとも、結婚相手に望むことはなんら変わりは何と感じます。
40代とて同じことです。生活習慣の違うふたりがせっかく知り合ったのですから、末永くお互いの短所も受け入れることのできるつきあいを始めましょう。
生きていけば、環境の違ったふたりが出会うのですから、うまく行かないときも工夫し、お互いが嫌な気持ちにならないよう心がけましょう。
そうすれば、自然と笑顔がこぼれてきます。そんな暖かなハートが生まれる家庭や家族を作ることが大切だと感じます。
結婚願望に思うこと
40代の結婚観の中で、多く見られるのは40代は結婚願望が半減しているということです。
周囲の圧力が減って、結婚への憧れが無くなっているのです。
女性の場合では経済力もあるし、仕事に対しても意欲的なポジションが与えられたりしているので、結婚をして夫に頼ることもないのです。
それで、自立したキャリアウーマンが増えています。
また、親からのプレッシャーもなくなり、今の時代は、おひとりさま志向が反映しているので、結婚願望が減少しつつあるのです。
ですから、40代で真剣に結婚に取り組む人もいる中で、結婚願望のある人は70%、結婚願望がない人は30%という結果があります。
また、40代の中では、結婚に対して願望ではなく、最初から「諦め」ている人も多いようです。
最近、生きていく中で、必ずしも結婚だけが幸せと考えなくなっており、生活の中で、結婚することがすべてではないと考えたり、結婚しなければならないと強くこだわったりすることがなくなっています。
その中の要因として、例えば、結婚したい相手が結婚を望んでいなかったり、したくない相手からは求婚されたりと、なかなか結婚はうまくいくばかりではないようです。
理想の人を探すのをやめて、身近にいる相手か求婚してくれる人と「あきらめて結婚」するのも…やはり辛いものがあるだろう。
あきらめてした結婚生活とは楽しいものだろうか。
それでも「独りよりはマシ」と考えられるだろうか。
好きで結婚したからといってやはり幸せでいられるとも限らない。
諦めたとはいえ、それでも一度ぐらいは結婚してみたいのが結婚なのかもしれない。
結婚相談所を選ぶポイント
結婚は恋愛と違って、相手のことを好きというだけでは踏み切れるものではありませんが、これからの人生をともに歩むパートナー選びの条件を慎重に行なっていては結婚適齢を過ぎても結婚する事は難しくなってしまいます。
今や情報がありとあらゆるところから入ってきますから、料金や確実に結婚相手とマッチングできる結婚相談所を選ぶ必要があります。
40代にもなりますと、個々の人柄は重視すべきものですが、互いに働き互いを尊重できる相手を選ぶ志向にありますから、情報量の確実性やパーティなどの充実性、結婚相談所のサポート面、そして、料金を考えます。
社会的生活にも慣れて、目も肥えていますから、40代のニーズに合った結婚相談所を選択した方がよいかもしれません。
実際問題として、結婚適齢期といわれる25歳から35歳を過ぎてしまうと、パートナーを見つけにくくなってしまうのも事実です。
ましてや女性の場合は出産することを前提に考えるなら、30歳までに第1子を生むのが肉体的には理想的ですから、結婚してすぐに授かるとは限りませんので、26歳から27歳位までに結婚しておかないと子育や出産も体力的に大変になります。
ですから、結婚相談所でのマッチングには慎重に希望条件を考える必要があります。
結婚相談所を選ぶポイントは、大手の結婚相談所で全国的に知名度があり、料金も良心的で、趣向を凝らしたパーティーやデートのセッティングまた、専任のカウンセラーが常駐している結婚相談所が望ましいと言えます。